深淵 (完)

 
 ~day 3 前夜~
 
先生から渡された小箱が気になって仕方なかったけど、言い付け通り前夜まで待った。
怖いわけじゃないけど不安がゼロというわけでも無い。
 
小箱はテープで封がされた上に紐で上品に縛られている。
紐は丁寧に解き、テープはカッターで切って開けてみた。
メモの下にいくつかの袋が入っていた。
 
好奇心が勝って衣装と言っていた荷物の方を先に開けてみる。
 
ベージュのレオタード、ストッキング、黒いラバーのTバック、最後は・・・片面が黒で片面が赤いビロードのような黒い帯、目隠し?
てっきりエロティックな衣装だと思ったけど、意外にそうでもないような。
そんな印象だった。
メモに目を通してみる。
 
 
  【メモ】
着る順番があります。
まずストッキングを直に履いて下さい。
その上にレオタード、更にその上にTバックです。
上着等の服装はご自由にどうぞ。

ご自宅からこの衣装を中に着用して頂くだけです。
他の道具類は私が用意しておきますので。
 
*)当日は顔や髪もドロドロになりますから、簡単なコスメのセットを持って来るといいでしょう。
 
 

これを私に着て欲しいのか・・・
アイテムはソフトだけど、メモを読む限り着用の仕方に癖がある感じだ。
リアルに想像すると 思っていた以上に卑猥に思えてくる・・・
それに最後のドロドロという部分も気になる。
しばらく時間を掛けて考えてみたけど、考える程に何だかいやらしい光景が浮かぶような。
全然ハードな指示じゃないけど、ドキドキしてしょうがない。
いや、道具とか書いてあるし もしかしたら当日はハードなのかもしれない・・・ 
考えても分からないけど、どうしても想像に走ってしまう。
先生が私のために用意してくれた衣装、正直 明日と言わず今から着て寝たいけど きっと汚してしまうという自信がある。
明日はいったい何をしてもらえるのか。
先生はどんな事を考えてるのか。
用意からして明らかに施術とは関係ない、完全にプレイとしか思えない。
ついエロティックな夢を見てしまいそうだけど 今は明日に備えて寝るしかない。
 
 
眠れるかな・・・
 
 
 
  ~day 3~
 
約束の時間ピッタリに彼女はやってきた。
ブラウスと膝丈のスカート姿だ。
静かにドアを開けると、はにかんだ笑顔を見せてくれた。
そのまましっかりと抱き締めると ごく僅かだが小刻みに震えているような。
過去2回と全く違う展開だから多少不安があるのも理解できる。
耳元で
『あなたと会えない一週間が辛かった。今やっと会えて嬉しいです』
私の背中に回した手に力が入った。
「私も待ち遠しかったです」
しばらくの間、2人は抱き合った。
顔を離して見つめ合うと照れて赤くなった表情がいつもながら可愛い。
 
「今日は白衣じゃなくてスポーツウェアなんですね」
『はい、"施術" じゃないですからね』
という私の言葉で現状に改めて気付いたかのように表情に少し緊張が走ったのが伝わってきた。
もう一度抱き締めると
『基本、私の指示に従って頂きますが 前回も言ったように私はあなたを癒したいのです。

今日私がする事は全て "あなたのため"  という自負があります。

どうか安心して下さい』
と話すと落ち着いたのか小刻みな震えも止まった。
 
彼女は私の胸の中で大きく息を吸った。
「この前と違う先生の匂い・・・」
『そうですね、今日がリアルな私だと思います。もちろん、例の衣装は着けて来てくれましたよね?』
と聞くと、「はい」と素直な返事が聞けた。
 
私は2歩下がり
『では見せて下さい』と告げると真っ直ぐ彼女を見据えた。
彼女は意を決したように無言でボタンに手を掛けた。
当然、予測していた展開だっただろうが 何となく今までと違う恥ずかしさがあるのか ブラウスのボタンを外す手が少しモジモジした動きになっている。
前回、生まれたままの姿になって激しく絡み合ったというのに、今日は相手の指示した衣装を着させられて それを披露しようというのだ。
通常とはまた違うタイプの羞恥心がある。
こちらとしては脱ぐ段階から期待通りのリアクションで早くも嬉しさが込み上げて来る。
 
前ボタンが全て外されるとベージュのレオタードが顔を出す。 
透けてはいないが生地が薄いため、ブラウスを抜き取る際 後ろに腕を回すと たわわな乳房の形がクッキリと浮き上がる。
様子を伺うようにチラリと此方を見る。
『下も』と指示をすると これも無言で従ってくれた。
スカートのホックを外し、ファスナーをゆっくりと下げていく。
『スカートはそのまま下に落として下さい』と言うと従順にストンと足元に落とした。
下半身が一気に露出して 彼女は思わず股間の前で両手を組んで足をモジモジしている。
卑猥だ、黒のTバックが非常に卑猥だ。
『そのまま』と言うと、私は彼女の周りをゆっくりと回りながら嘗め回すように眺めた。
レオタードの上に履いているため、お尻は露出していないが その形と存在をTバックが強調している。
正面に戻ると改めてしげしげと眺めた。
光沢のストッキングが更に色っぽい。
 
『やらしい・・・これは変態ですね』と心の声がそのまま出てしまった。
「これは先生が・・・」
『嫌な衣装でしたか?』
「・・・ぃぇ・・嫌じゃないですが・・・」
『何度も言うように、少しでもあなたの嫌がる事はしたくありません。この衣装はどうですか?』
「・・・その・・・」
『あなたの感想を聞かせて下さい』
「先生また意地悪ですっ・・!」
『衣装の感想は???』 
「・・・何だか・・・裸より恥ずかしいような・・・」
消え入りそうな声で答えてくれたが 完全に下を向いてしまった。
顎に手を添えてグイッと上を向かせ
『とてもいやらしくて、とても美しいです』 
「本当ですか?」
『はい、会う度にあたなの外面も内面も美しくいやらしくなっていきます』
「嬉しいです」
 
顎を掴んだまま聞いた。
『ところで、もしかしてなんですが既に濡らしていませんか?』
「そんな・・わかりません」
『ご自身が分からないという事はないでしょう。とぼけるなら私が確認しないといけないですね』
と言うと、Tバックの脇から指を一本入れてスリットを触った。
「あっ・・」という声と共に彼女は少し腰を引いたが、一瞬の感触で十分だった。
指を潜り込ませても それはレオタードとストッキング越しだ。
それなのに私の指には愛液が付着している。

『これだけ濡らしていて気付かないなんて事がありますかねぇ』と、その指を舐めた。
反射的に彼女がその手を止めようとしたが遅い。
『今、阻止しようとしたようですが、今日あなたが分泌する液も全て舐め取りますからね』と宣言すると彼女は赤くなった顔で
「はい・・」と返事するのが精一杯だった。 

さっきまでの不安が残るような表情は消えて 今や羞恥心しか見えない。
羞恥心が上回った? いや、塗りつぶしたと言うべきか。
 
彼女の手を引いて姿見の前に立たせた。
私は後ろから彼女の肩に手を掛けてるが、頭一つ分以上は違うので 幼気な少女を捕まえた親父のようだ。
 
当然、着用した時に自宅で見ているだろうが改めて聞いてみた。
『どうですか?ご自身で見てみて』
「すごく・・・やらしい・・です」
『明言しますが、とても美しいですよ』
そう言うと彼女の両側から腕を回して乳房を支え上げた。
さっき見えたように乳首まで形をハッキリと浮き上がらせ、自然と彼女は体を縮こませるような仕草を見せる。
『目を逸らしてはダメですよ、あなたもしっかりと見るんです』
「・・・はい」
彼女は素直に従って改めて2人で鏡を見る。
『ちゃんと言う事を聞いていい子ですね』と言うと同時に両方の乳首を人差し指でサッと刺激した。
見開いた目で鏡を見つめたまま ビクンッと体を震わせる。
『そのまま鏡から目を離しちゃダメですよ』
と言うと、彼女の髪を耳に掛け 軽く噛んで乳房を愛撫した。
「はぁぁぁぁ・・・・」
愛撫され 悶える自身の顔を見た経験はあるのだろうか。
仮にあったとしても、ホテルの鏡で裸の状態での事だろう。
 

耳を舐め 乳房の愛撫を続けていると、彼女が両手を後ろに回して私の肉棒をズボン越しに触り始めた。
「先生・・・こんなにガチガチ・・。いつからですか?」
『あなたが服を脱ぎ始めた時からです。それにしても私のを触るようにとは指示してませんよ?』と言うと
「すみません」と手を引っ込めた。
『謝罪禁止は続いてます。怒ったりはしないので今日も謝罪無しでいきましょう』
「はい」
『鏡を見続けて下さい』と言うとソフトな愛撫を続けた。
衣装を身に着けただけで濡らしていたのだ、今頃はビチャビチャになっている事だろう。
徐々に喘ぐ声が大きくなってきた。
更に陰部への愛撫を待っているようだが触らない。
首筋へ舌を這わし、レオタードの上から乳房をゆっくりと柔らかくまさぐる。
鏡へ目をやると眉間に皺がよって眉尻は下がっている。
感じ過ぎないように堪えてるようにも見える。
たまらない・・・ この子はもっともっと魅力を増すはずだ。
 
『食べてしまいたくなるほど美しく淫らですよ。もっと綺麗になりたいですか?』
「はい、なりたいです」
少し上ずった声が彼女の興奮と期待を伺わせる。
 
私は彼女を立たせたまま次のアイテムを取り出した。
光沢の強い真っ赤なパンプス、ヒールは9cm。
足のサイズは2回も施術をして把握していた。 
 
『これを履いて下さい』
そう言うと、彼女がグラつかないように後ろに回って腰を抱くように支えた。
言うまでも無いが彼女の丸いお尻に私の股間をピッタリと合わせる。
履く動作に合わせて2人の腰が刺激される。
心地いい・・・彼女の心までも伝わって来るようだ。
両足を履き終えると再び鏡に向かって立たせた。
黒いTバックに真っ赤なパンプス。
アクセントカラーになって彼女の卑猥な美を引き立たせる。
これで腰の位置がだいぶ近付いた。
 
『そのままお尻を上下させて私に擦り付けて下さい。私がいいと言うまでです』
最初は、ぇ?という表情を見せたが素直に動き始める。
多少ぎこちないが そのぎこちなさが かえっていやらしく見え、2人の世界感をグングン高めてくれる。
彼女には抵抗あったのだろうか?
例えあったとしても、擦り付ける力は強くなってきている。
場所もえらくピンポイントで合っている。
その動作のまま、両側から手を伸ばし再び乳房を包んだ。
まるで困った顔のような表情で無言のまま悶える彼女。
 
自らお尻を男性の股間に擦り付ける女性、その女性を後ろから揉みしだく男性。
今のところ全然ハードさは無いが この構図にそそられる、非常にそそられる。
2人で一緒に眺めているというのが特にいい。
彼女にとっては見させられてるワケだが。
 
高ぶった快感で彼女の声が漏れそうになったタイミングを見計らって中断する。
『こちらにお尻を突き出して、"ゆっくりと" Tバックを降ろして下さい』
特に抵抗する様子もなく、指示通りに降ろしていく。
私は片膝を付いて、目の前20cmで その光景を眺める。
その様子も彼女は鏡越しに見えている。
『ストップ、そこからまた上げて下さい。そして私がいいと言うまで繰り返して』
少し困惑したのか、一瞬動きが止まったが再び引き上げ、また下げる彼女。
サイズに余裕がないため、その度にお尻がプリンッと強調される。
 
「あの・・・これは一体・・・」
『先週、服を籠に入れる時 自然を装って私にお尻を突き出したでしょう? あの光景が目に焼き付いて忘れられないのです。』
意図的にしていた事がバレていたのを知って彼女の動きが止まった。
『もう一度です、上げ下げして』とリクエストした。
お尻を突き出し脱ぎ履きするという同じ行為でも、バレていたのを知った後では羞恥心が増す。
真っ赤な顔で従う彼女を抱きしめたくなったが、我慢して代わりに両手でお尻をギュッと鷲掴みにした。
私が顔を突っ込むと思ったのか、とうとう彼女は目を瞑ってしまった。 

無理矢理でも鏡を見させてもいいが、2人の浸蝕レベルからして今それをやると恐怖心を与えてしまうかもしれない。
今日はまだ安全を確信できる範囲に留めておこう。
 
私は立ち上がって後ろから抱き締め、顔だけを振り向かせて熱くキスをした。
『やらしかったですよ、素晴らしい前菜でした』
「ありがとう御座います」小さな声で答える彼女は まるで淫靡な世界を知らない初心な少女のようだ。
 
『目隠しはバッグに入ってますよね?出して下さい』
「はい」と返事をして取りに行く後ろ姿を食い入るように目で追う。
歩くたびにTバックに強調されたレオタード越しのヒップがプリンプリンと揺れる。
その様は男を獣にしてしまいそうな魅力を発している。
戻って来た彼女は両手で行儀良く目隠しを差し出した。
受け取ると後ろに回って、赤い面を表にして今日も彼女の視界を遮断した。
赤い目隠しとパンプス、輝くラバーショーツ
モダンカラーで仕上がっている。 
美しい・・・ 
最初に脱いでもらった時のように、また彼女の周りをゆっくりと一周して眺めた。
 
彼女の耳元で
『これから意思の疎通が難しくなりますが指示に従ってくれますか?』と聞くと
「はい」と、迷う様子もなく答えてくれた。
『いい子ですね』と一言残し、隠してあった箱を出した。
中にはいくつかのアイテムが入っている。
その中から口枷を取り出した。
 
『口を大きめに開けて下さい』
素直に開けた口にカポッとギャグボールを入れる。
意外にも驚いた様子は見せないが鼻息は心なしか荒くなっているようだ。
もしかして期待していたのか?
どちらにせよ事はスムーズに運ぶ。
後頭部でベルトを留めると それまで放っていた淫靡な美しさから一気に変態的な格好になった。
しかし、これはこれで欲望に純粋な様は美しくもある。
そして もう一つアイテムを取り出す。
コードレスの電気マッサージ器だ。
 
手に下げたままスイッチを入れてみる。
ブーンという音で彼女なら分かったはずだが、それでも驚いた様子はない。
しかしここから彼女の予想と少しだけ違うはずだ。
 
『手を頭の後ろで組んで 横に歩幅を大きく開いて下さい』
ボールを噛ませてるので無言で従う彼女。
開いた内股にはビッチョリと愛液が広がっていた。
たまらず後ろから陰部を手で撫でた。
少しお尻を突き出してきたが、これはちょっとばかり違うのだ。
 
『今のは出来心の悪戯です。そのままガニ股に腰を落として下さい』
流石に躊躇したのか それとも指示された姿勢をイメージ出来なかったのか少しだけ止まったが、それでも素直に従ってくれた。
『辛い姿勢ですが、少しの間だけこのままで』
そう言うと、陰部に電マを当てると同時にスイッチを入れた。
「ハウッ・・・」
ボールのせいで喘ぎ声もたどたどしい。
電マはパワーがあるから痛くなりがちだが 今はラバーショーツ越しだからスイッチは中レベルでも大丈夫。
 
『さぁ、腰を振って自ら擦り付けるんです』
これは従わないかもと思ったが、ギャグボール越しに「はへはへ」言いながら腰を振り出した。

初めての行為に加え、陰部への刺激で若干ぎこちなさはあるが この態勢で腰を自ら振るという卑猥さと言ったら感動するレベルだ。
今回がまだ3度目の逢瀬だというのに この素直さに私は愛されているとすら感じる。
彼女はその気持ちと元来の被虐性によって腰を振っている。
純粋さと愛情、その2つが共存するからこそ この魅力なのだ。
 
1分と経たずに足は辛くなってきたようだ。
思わず下を向いた際に口から涎が糸を引いて垂れる。
そのタイミングを見計らってグッと電マを強めに押し付けた。
「はぉ!」と唸って彼女はその場にへたり込んでしまった。
スイッチを切り
『よく頑張りました』と言うとお姫様のように抱え上げ 施術台に寝かせた。
 
今回、彼女の愛情を感じたのは2度目だ。
実は施術台は力士用の2倍サイズに替え、周囲にはシートを敷き詰めてあるが 彼女がやって来た時、その光景を見ても質問すらしなかった時だ。
その時は私を信用してくれている証と同時に愛情でもあると感じたが、それは間違いではないかもしれない。
しかし施術台には更に細工を施してある。
裏側にチェーンを固定できる金具を設置したのだ。
 
ガニ股で太腿に負担を強いたので少し揉んであげた。
はぁはぁと息をする彼女を尻目に私は次の道具を取り出した。
チェーン付きの手枷と、同じくチェーン付きの足枷だ。
チャラチャラと鳴る音で彼女はそれが何かを察知したかもしれない。
『頑張った可愛い子にはご褒美をあげますね』と告げると ややバンザイをする形で手首に装着しチェーンを台に固定した。
足も同様にМ字開脚をする形で固定した。
 
傍目には不格好にも見えるこの姿勢。
しかし、より高みへと昇ろうとする2人によって構築された世界の中では この上なく美しいのだ。
誰にも理解されなくていい、私達2人さえここに浸ることが出来ればいいのだ。

 
私は無言で彼女のラバーショーツに手を掛けると陰部が見えるか見えないかの位置にズラした。
さっきの電マを手に取ると、ショーツと陰部の間に挿し込んだ。
そして再びショーツをグイッと腰まで戻した。
電マが股間に固定され、あたかも生えているかのようになっている。
更に最後の道具を取り出す。
施術台の下に隠してあった洗面器いっぱいのローションだ。
それを片手にすくうと彼女の胸に塗りたくった。
今ではこの塗る行為だけで聞こえ辛い喘ぎ声を漏らす。
 
今度はラバーショーツ越しではないため、電マのスイッチは弱にしてスイッチを入れた。
ピンポイントに固定されてるが、足の自由も聞かないため 多少腰が動いてもズレる事はない。
スイッチと同時に
「ほごぉぉ」と半ば悲鳴のような声が出る。
耳元で
『痛いですか?』との問いに首をフルフルと振った。
『途中、ビックリするような事が起こりますが それもあなたのためです。私を信用してくれますか?』と聞くとコクコクと頷いた。
完全に信用してもらえてるのか、早く次の快感が欲しいのか・・・
何にせよ、心の準備は与えた。
私は彼女の頭の側に立つと、レオタードの上から遠慮なく両の乳房を揉みしだく。
乳首をじらしたりはしない、最初からローションの滑りを使って これでもかと揉みしだく。 
ニチャニチャと立つ音、電マのブーンという音、そして彼女の獣のような喘ぎ声が部屋中に響き渡る。
今や顔を一瞬横に向けただけで涎が流れ落ちる。
私はその度にそれを逃がすまいと指ですくって舐める。
ギャグボール越しの喘ぎ声はもはや 「おおぅおおぅ・・・」と普段の彼女に似つかわしくない程の本能的なモノになっている。
私はこの光景を心の底から楽しんでいる。
外の世界では慎ましく品のある彼女が、今 目の前で私に好き勝手され 獣と化しているのだ。
それも彼女の受け入れた姿で。
いや、受け入れたと言うより彼女の本来の姿だと言っていいかもしれない。
彼女の全ての反応がそれを示している。
被虐性とは かくも愛おしいモノなのだ。
自分では脱げない殻をパートナーが排除する。
そしてそこに現れるのは純粋な彼女。
もし私が芸術家だったら この全ての瞬間を切り出し、永久に保存するだろう。
 
自由が利かない体勢で腰が蠢き、顔は嫌々をするようにせわしなく振られている。
彼女が 「ふぐぅぅぅぅぅ あはぇぇぇ」と喘いだ時、ショーツの中で振動を与え続ける電マの辺りからジャジャジャジャとおかしな音が聞こえてきた。
潮を吹いたのが分かったが電マは自動的には止まらない。
彼女の頭越しに体を屈め、揉みしだく乳房をレオタード越しに舐め回した。
彼女の声が 「うぅぅ うぅぅ」と上ずってきたタイミングで強めに乳首を同時に摘まむと
「へああああぁぁぁぁぁ・・ぁ・・ぁ・・・」と首をのけ反らせイッてしまったが、まだ刺激は止まらない。
両手は乳房を揉みながら、私は彼女の耳を舐め 穴に舌を入れた。
舐める音が脳に直接響くように聞こえているはずだ。
私は舐めながら息遣いも加えてみた。
オーガズムを迎えたばかりだというのに、「おおぅ おおぅ」という喘ぎ声は疲れを知らないかのように漏れ続ける。
片手は乳房の愛撫を止めず、片手で脇や首筋を愛撫した。
普段ならば くすぐったいだけの部位も 感極まってる時は全て性感帯になる。
いや、元々全てが性感帯なのだ。
殻を剥ぎ取ったからこそ、本来の姿が露出している。
「おおおおおおぉぉぉ」と腰の痙攣が早くなった。
今だと思った私は
『では いきますよ』と声を掛け、洗面器のローションを顔を中心に上半身にぶち撒けた。
ギャグボールの隙間から入ったのか、ゴホッゴホッと咽て唾液交じりのローションが顔の周りに飛び散った。
私は零すまいと彼女の顔中を舐め回した。
合図が耳に届いていたかどうか分からないが、ぶっかけた時も我に返る様子はなく悶え続けていた。
再び彼女の耳をベロベロと舐め、乳首の位置をピシピシと指で弾くと 雄叫びのような声を上げ全身を震わせた。
 
一旦、電マを止めて上半身のローションで体中をこねくり回していたら何か言いたいのか ホゴホゴと声を漏らした。
ボールを外してあげると
「先生のも・・・・ここにお願いします」と懇願された。
私はビキニパンツ姿になると施術台に乗り、彼女の顔に股間をくっつけた。
未だに腕は拘束され、視界も無い彼女は 愛おしいモノを待っていたかのようにパンツ越しに硬くなった肉棒を咥え頬擦りを繰り返している。
まるで喉を涸らした砂漠の放浪者の如き食いつき具合だ。
「お願いです・・どうか口に・・・」との言葉に誘惑され、私は肉棒を取り出し彼女の口に添えた。
と思うが早いか、彼女は一気に喉奥まで飲み込んだ。
グルッという音が喉の辺りから聞こえた。
手は拘束されているため、必死に首を使い私のいきり立ったモノを口だけで愛撫している。
私はたまらず乳房に片手を伸ばし揉みしだいた。
一心不乱に私の物を咥えて味わう彼女が愛おしく、もう片方の手でローションまみれの顔を撫で回した。
ボールは外したが代わりに肉棒を咥えているため、先程と同じように ん~ん~と喘いでいる。
ただでさえ特別気持ちのいい彼女の口だ、このままでは私が果ててしまう。

私は彼女の口から一物を引き抜いて、ビキニパンツに収めた。
最後まで吸い付いていたため、抜く瞬間にチュポンッと音がした程だ。
電マを床に置き 足枷、手枷を外しラバーショーツも脱がす。
目隠しは外さないままだから まだ視界は効かない。
はぁはぁと息をする彼女の横に寝そべり
『私の腰に跨って下さい』と指示をすると、ヌルヌルの体を上手く使ってゆっくりと上になった。
騎乗位の体勢だが、私はパンツを履いているし彼女の着衣はそのままだ。
彼女の両手をガッチリ握りしめると
『さっきのように腰を振って擦り付けるんです』と指示をした。
申し合わせたかのように、お互いの性器の位置は最初からピッタリと合っている。
彼女は一回腰を引いただけでビクンと体を震わせた。
まだ余韻が続いているから当然だ。
『続けて』と言うと電マの時と違い、私が下から支えているからか とても器用に腰を振り出した。
「あぁぁぁ あぁぁぁ~」と艶めかしい喘ぎ声が 返って新鮮に感じる気がした。
私のパンツ、彼女のレオタードとストッキングという3枚の壁に隔てられているというのに、お互いが一つになったかのような一体感がある。
明らかに挿入時とは違う、精神的な快感が2人を襲う。
お互いの感性が交わって1つの深い穴のような世界に墜ちていく。
 
1~2分腰を振っていた彼女が
「先生・・・私もう・・・」
と言うとレオタードの股布の部分を掴むと横にズラした。
これ以上 焦らすのは むしろ冷めてしまい兼ねないと思い、私は彼女のストッキングを破いた。
滑りやすくなっているストッキングでも私の腕力なら容易い。
ローションか愛液か分からないほどグチョグチョになった性器が露わになった。
既に私のドロドロになっているパンツを彼女が掴んで乱暴気味に一気に下げる。
彼女は片手でしっかりと私の物を捕らえると その上にゆっくりと腰を沈めた。
グリュッという感触と共に一番深いところまで到達した。
「はぁぁぁぁ」と声を上げた彼女は味わうかのように 数秒止まった。
私の胸に手を置き自身を支える彼女。
私はヌルヌルと魅力を発する乳房を下から支え、私の番だとばかりに揉みまくって堪能する。
最初から首をのけ反らせ天井に向かって激しく喘ぎながら どんどん腰の動きが激しくなっていく。
前後に腰を振り、時に上下に振り まさに乱れに乱れた。

より快感を求めてか、彼女が体をのけ反らせたため ヌルヌルの台から滑り落ちないよう私は彼女とガッシリと腕を繋いだ。
彼女が ひたすら快感のためだけに集中できるようにと。
突っ張ったまま腰を振り続け、一際大きな声を出したかと思ったら全身をプルプル震わせて動きが止まった。
3度目のオーガズムだが、まだ終わってない。
私は上体を起こし彼女を抱きしめた。
対面座位のままお互いに口を求め、吸い合い、ネチョネチョと音がするほど舌を絡ませる。
断言してもいい、明らかに口は性器である。
背中に回された彼女の腕は力強く、頬と耳にには激しい鼻息を感じる。
私の両手は彼女のお尻を 指が食い込むほどに鷲掴みにしていた。
 
息が落ち着く前に彼女を後ろに倒し、正常位の体勢になる。
こっそり手にしていたギャグボールを再び彼女の口に装着させた。
腰をしっかりと掴むと今度は私が腰を振り始める。
レオタードもストッキングも着ている状態での挿入光景は 裸の数倍エロティックだ。
愛液が絡みついた陰茎は攻撃的で 幾度となく彼女の中へと深く侵入していく。
その度に彼女の口からは普段とは懸け離れた獣のような声が発せられる。
ボールの奥から出る「おおおおぉ おおおおぉ」という咆哮は私の耳から脳まで痺れさせる魅力を備えている。
たまらず上半身を合わせ、彼女の鼻を頬を首筋を舐めていく。
全てが私の物だ、離したくないという願望に全身を乗っ取られたようにしがみついた。
彼女は両腕を私の背中に回し、腰を足で挟んで後ろで絡ませた。
俗に言う大好きホールドという体勢だが、これが2人の快感と幸せを表していると感じる。
お互いを求めるあまり、これ以上ないという密着具合を生み出している。
途切れる事のない強烈な快感により、自分にもオーガズムがやってくるのが分かる。
 
『私もイキそうです、足を』と告げても脳内トリップしていて頭に入っていかないのだろうか、彼女が足を外す気配がない。
だが私の腰も止まらない、脳も体も彼女を求めているのだ。
『イキますよっ!』再び、今度は強く告げたが それでも足はガッシリと絡まったままだ。
もう無理だ、と思った次の瞬間 全身が痺れるほどの快感と共に彼女の奥に放出してしまった。
 
はぁはぁと息をし、グッタリしている彼女から上半身を離すと 彼女も足を解いた。
息に合わせ上下する胸を撫で、そこら中にキスをして愛情を注ぐ。
鼠径部から太腿、足先に至るまでじっくりと撫でまわしキスの雨を降らせ 少しずつ彼女を落ち着かせていった。
再び彼女に覆いかぶさると頭を抱き寄せ額にキスをした。
そのまま後頭部に手を回し、口枷のベルトを外す。
彼女は死んだかのように全身から力が抜け、放心状態のままだ。
背中に腕を回し、しっかりと抱き締めた。
よく頑張ってくれた愛しい人。
しばらく体を合わせていると
「先生の顔が見たいです」と言うので最後に目隠しも取ってあげた。
長く暗闇の中にいたせいで眩しそうに眼を開ける彼女。
それでも私の目をマジマジと覗き込む彼女が不意に唇に吸い付いてきた。
かぶりつくような勢いだったが それはとても感情的でロマンティックなキスだった。
お互いの存在と愛情を確かめ合うように体と口を合わせ、相手の全てを感じている。
やがて彼女はコトンと頭を施術台に落とすと あれだけ荒かった呼吸も落ち着いていた。
 
「凄かった・・・体が溶けるかと思いました」
と、言ってくれたのは嬉しかったが、私はどうしても先程の事が気になっていた。
『スミマセン、中に出してしまいました』
と謝ると、彼女は私に軽くキスをして悪戯っぽく笑った。
「ふふふ、アフターピルを持ってきてるから大丈夫なんですよ」と予想外のことを口にした。
『えっ!?じゃあ最初からそのつもりだったんですか?』
「先生忘れたんですか? 先週、先生が謝ったペナルティが1つある事を。あれのお仕置きです」と、また悪戯っ子の顔になっていた。
『なんと・・・ずっと私がコントロールしていたと思ったら、水面下のプランがあったんですね』

と言うと2人で顔を見合わせて笑い またキスをした。
 
胸のつかえが落ちたところで また彼女を抱きしめた。
自然と彼女も抱き着いてくる。
何度でもいつまででもこうしていたい。
このまま腕の中に抱えていたら いずれ1つの個体に融合出来ないもんかと思ってしまう。
 
しばらく無言のまま抱き合っていた。
汗は引いていくが大量にぶちまけたローションで お互いの体はベタベタとしている。
あんなにヌルヌルしていたモノも乾いてくると逆に摩擦係数が強くなり、むしろノリ状になって2人が離れないよう協力してくれているかのようだ。
 
『このベタベタは不快でしょう、また洗ってあげますね』と言うと
「はい♪」と少女のような優しい笑みを見せた。
台を降りる前に靴を脱がせ、衣装も全て脱がせた。
そして生まれたままの姿で手を繋いで歩き出す。
ほんの数メートル先までで、かつ室内だというのに何だか露出散歩をしている気分になる。
彼女も同じような感覚になったのかもしれない、体をくっつけて やや下を向いているのが これでもかと言う程に可愛い。
 
シャワールームに入ってお湯を出すがお湯になるまで数秒ある。
まだ冷たいシャワーを彼女の足元に掛けてみた。
「キャッ・・ 先生の意地悪が出たー」
『可愛子には悪戯したくなるんです』
「可愛い子って私以外にもしてるんですか~?」
『あなただけですよ』と真顔で返事したが
「本当かな~」と、横を向いて口を尖らせている。
思わずそのほっぺを突っつく。
彼女は私の指を噛むフリをしたが、それを避けずに逆に口の中に指を入れた。
あっ・・という表情になり、私の指を舐め始める彼女が一瞬で妖艶さを放つ。
そしてその魅力に私の体も敏感に反応を示す。
指を舐めながら私の硬くなった分身を両手で愛おしそうに包んだ。
お湯が出ているシャワーを一瞬だけ2人の体に掛けた。
ノリのようになっていたローションは、それだけで再び十分な潤滑液に戻る。
私は指を抜くと唾液まみれになったその指を舐めた。
目が合った次の瞬間、私は彼女の後頭部と背中に手を回し力強く抱き締めていた。
貪るようにお互いが口を求め、両手は体を愛おしむかのように撫で合い 私の腕は更なる行き場を求め尻を掴み、果ては唇を甘噛みしていた。
顔が離れた頃には2人とも鼻息が荒く、ついさっき終えたのがウソのように興奮していた。
小柄な彼女は私の胸に顔を埋め胸板に噛み付いた。
歯形が残るくらい強く噛まれたが、それを彼女にされると その痛みすら快感になる。
彼女は私の脇腹にも歯形を残し、さらに私のモノを口に含んだ。
今までにない激しさだ。
んーんーと唸るように首を振り回して喰らい付いている。
やがて唾液をたっぷりと纏わせると口から解放し、立ち上がって後ろを向いた。
だが、私は肩を掴み再び正面を向かせた。
彼女の左手首を掴むと壁に押し付け、私は片膝をついた。
片手は乳房を包み、口は反対側の乳房を求め激しく舐め回した。
エスカレートする感情は早々に口を更に下へと向かわせる。
彼女の片足を肩に担ぐと、まだ私の精液が残る性器にしゃぶりつき 無我夢中で舌を使う。
もっともっとと言わんばかりに彼女が片手で私の頭を抑えていたが、一気に盛り上がったせいか
「きて・・・」と直球で催促された。
彼女の片足を脇に抱え中腰の姿勢で自分の分身を当てがった。
ズルリと一気に刺さる快感に早くも彼女は歓喜の声を上げる。
まるで童貞だったかのように最初から一心不乱に腰を振る私に、激しい声で応える彼女。
その口を口で塞ぎ、2人の荒々しい鼻息がいやらしさを倍増させる。
しかし快感に抗えない彼女は激しいキスをしながら、私の口の中で喘ぎ声をあげる。
それでも構わず激しいピストンと並行して彼女の舌を舐め、鼻を舐め耳まで舐め上げた。
私の首に回した腕は一生離すまいと言わんばかりに力が入っている。
お湯で粘度の戻ったローションの助けもあって、私が腰を振り続ける間 彼女は自我が暴走しているかのように上半身をウネウネと擦りつけてくる。

爪の先ほどの面積でも多く肌を合わせ、密着していたい衝動が体を突き動かし
体の全ての組織が快感を得ていると言える程の波が2人を襲う。
やがて彼女は「あーーっ!!」と叫びながら私の後頭部を鷲掴みにした。
グゥゥッと締まる膣。
その圧力に後押しされ、直後に私も彼女の中で果てた。
抱き合った体勢のままハァハァと息をする2人。
彼女は辛かろうと体を下げ、2人して座り込んだ。
 
「先生激しい・・・」ポツリと言った。
『あなたの魅力がそうさせるんです』
少し放心気味の彼女に
『そのまま座ってて下さい、体が冷えるといけないので洗います』と告げてシャワーを出した。
『ローションは温度が高い方が落ちやすいので 少しだけ温度を上げますね』と断ってから足先から掛けてあげた。
背中まで丁寧に流した頃に ようやく彼女がゆっくりと立ち上がった。
丸いお尻を流す時は必要以上に撫で回し丁寧に洗った。
正面を向かせ お腹から胸を洗い流す時は 心地良さそうに目を瞑っている姿が可愛くてたまらない。
首まで洗ったところで彼女が優しくシャワーに手を伸ばした。
「髪は一人で流す方が早いと思うので、先に先生を洗ってあげます」と言うと私の体を流し始めた。
一通り流してもらったところで額にキスをして
『では先に出て またお茶を煎れてきますね』と告げてシャワールームを出た。
今日は予め準備しておいたので、最低限の作業で手早く済ませ またシャワールームの前に戻った。
髪を洗い終え、出て来た彼女は バスタオルを手に待ち構えてる私を見てクスリと笑い、素直にバスマットの上で直立になった。
軽く頭を拭いてから 上から下へと丁寧に拭いていく。
『はい、後ろを向いて』『はい、両手を上げて』と指示する私に子供のように従う彼女。
毎日これをしてあげたいと思う。
 
足先まで終えると体にタオルを巻いてあげた。
洗面台のところに数歩移動して別のタオルで頭をもう一度拭いてあげる。
ドライヤーを使う彼女の後ろから私が髪にに指を入れ、パサパサと振っての共同作業で乾かす。
我ながら微笑ましい光景に心の底から幸せを感じる。
ショートヘアーの彼女は乾かすのに そう時間は掛からなかった。
「2人だと早ーい♪」と彼女も笑顔だ。
 
すっかり落ち着いた2人は また手を繋ぎながら部屋へと戻った。
彼女を座らせ、丁度入ったであろうお茶を取りに行った。
お盆を持って戻ると チョコンと座ってる彼女の姿がこれまた可愛らしい。
 
こうして揃ってお茶を飲むのも3度目だが ずっと前からこうしていたような気分になる。
不意に彼女が顔を上げ
「先生、お二階が住まいなんですよね?」
『そうですよ』
「あの・・・私、明日はフリーなんです。今日泊まっていったらダメです・・か?」
驚きの発言だった。

 

『私もお話があります』と言うと、改まった私に良からぬ想像をしたのか不安げな表情を浮かべた。
『まだ3度しか会ってないので、正直 言おうか迷っていたんですが・・・』
「・・・何でしょう?・・」
『正直な言葉にすると・・・ あなたを他の男に触らせたくないです!他の男の目にも晒したくない程に・・・。私だけの女性になって欲しい!』
思い切って気持ちを話した。

彼女はまだ離婚の傷が癒えてないはずだ。

それなのに新しく出会った男にこんな事を言われても、受け入れられないんじゃないかと思っていたが、どうしても自分の気持ちを抑えられなかったのだ。

何より私には彼女を幸せにしたいという強い想いがある。

それを分かって欲しかった。


彼女はグッと目を見開き、数秒固まったかと思った次の瞬間 飛び掛かるように抱き着いてきた。
「嬉しい・・・私が言って欲しかった言葉です。でも受け入れてもらえるか不安で・・・」
私も強く抱きしめながら もう一度ハッキリと聞いた。
『あなたが欲しい! 私の恋人になってくれますか?』
「はい、こちらこそ宜しくお願いします」
 
 
 
    ~FIN~